コーナーリングの魔術師
一般的に自動車メーカーは、ステアリング特性を安全性を重視したアンダーステアの方向にセッティングしています。それは、オーバーステアの場合、コーナーリング時に車が内側に巻き込みはじめた時に、カウンターステアやシビアなアクセルコントロール等の高度なテクニックを駆使する必要性があり、一般のドライバーには不適当であるという判断によるためです。
グリップ力の強いタイヤに交換し、コーナーリングフォースが高まった場合、高性能なタイヤ故に、メーカーが設定したアンダーステアの傾向を忠実にインフォメーションし、更に強く感じてしまうことになります。
そういったステアリング特性を限りなくナチュラルな方向に調整し、安定したハンドリングを得るためにスタビライザー・チューニングが効果を発揮します。つまり、スタビライザーのチューニングとは、ロール(走行中、ステアリングを切り始めた時に起きる左右の横揺れ)を少なくすることでロールによって起きるタイヤのトラクション(粘着摩擦係数)の減少によるステアリング特性の変化を抑えるということです。
つまり、前後のスタビライザーのねじれ剛性をバランス良く強化して、ステアリング特性をニュートラルにセッティングすることがスタビライザー・チューニングという訳です。
スタビライザーのチューニングで解消または軽減できる問題点は・・・
●高速走行時の不安定感 ●タイトコーナーでのフロント外側のタイヤの鳴きと偏磨耗 ●コーナーリング時に起きるリア内側のホイールスピンや踊り現象 ●レーンチェンジの際にボディが左右に揺らぐ不快感
● まるでゴムを連結している様なグニャっとしたハンドリング感 ●強すぎるアンダーステア特性等があります。そして、スタビライザー・チューニングのメリットとしては、乗り心地を悪化させたり、車高をダウンさせることなく操縦安定性を高められることにあります。また、中空スタビライザーに関しては、ノーマルと比較して、約60%の軽量化を実現しております。
一応ここまでがスタビライザーに関する基本的な内容ですが、「じゃあ、スタビライザーの交換をしよう」と思っていただいた方は、ちょっと待ってください。通常はそれでいいのですが、レガシィに関しては話が変わってくるのです。スタビライザーとボディを繋ぐ役目であるノーマルリンクのブッシュ部分によれが発生し、効率の良いスタビライザー効果を得られないのが、レガシィの特徴なのです。いくら径の太い強化スタビを入れたところで意味のない行為になってしまうのです。そこでお薦めなのがプローバよりリリースしている「スタビピロリンク」です。スタビライザーの性能をロスなく発揮させる優れモノ。スタビ径はノーマルで充分だったんだと実感していただけると思います。
for BE/BHレガシィ用
for BD/BGレガシィ用
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