20インチホイール


最近のSUVは大径ホイールが大流行です。
ランクル100においても、ついこの前までは、18インチさえ躊躇してしまうような
風潮だったのが、海外の流行を受け、19インチは当たり前、20インチも飛び越えて、
22インチ、そして現状最大の23インチに至る勢いです。
でもちょっと待ってください。
流行に左右される事には何も言いませんが、本来忘れてはいけない部分。
ハチトミが足廻りに拘るショップだという事はご存知だと思いますが、ホイールに関して、
冒頭の20インチをお薦めする理由を述べていきたいと思います。

なんたって経済性を忘れてはいけないと思うのですが、ホイール径が大きくなればなるほど
ホイール単体の価格が上昇するのは当然のことなのですが、それに組み合わせるタイヤが
それ以上に割高な存在になるのです。ホイールは大事に使えば、半永久的に使用できますが
タイヤは消耗品の為、減ったら当然交換です。スリックタイヤとばかりに無理をしたところで
1.6mm以上の残量がなければ車検もパスしません。で、交換となると見積金額に「うっ」
となるはずです。(笑) そして、タイヤの脱着も通常のチェンジャーでは不可能な場合も多く、
特に20インチを越える場合は、対応した大型チェンジャーを持つショップの少なさに閉口される
ことでしょう。技術的にもホイールに一切の傷を付けずに、大口径・超扁平のタイヤを外す事は
難易度の高いことなのです。ハチトミは、20インチ・9.5Jまでなら自信を持ってお受けします。
タイヤの脱着、バランス取りに至るまで絶対の自信を持ってお受けいたします。
(逆説的に申し上げますと、このサイズを越えるものに関してはできません。ゴメンナサイ)

そしてもうひとつ忘れてはいけない事にルックスがあります。いや、これが一番大事かもしれ
ません。100の大きなボディに組合せ、いろんな角度から舐めるように観察し、ボディに対する
ホイールの大きさとタイヤの扁平率、タイヤとフェンダーのクリアランスを検証すると、私的には
20インチのバランスがベストだと思うのです。これはノーマルフェンダーであっても、弊社デモ車
の35mmオーバーフェンダーであっても、それ以上のオーバーフェンダーであっても、同じ
印象を感じます。フェンダークリアランスに関しては、ローダウンが必須条件になりますが、
その場合は、オーバーフェンダーのサイズにより、インナーフェンダーとの干渉という大きな
問題が浮上しますので、この点に関してお知りになりたい方はお問い合せください。
いずれにしてもルックスに関しては、好みで大きく左右しますので、よく考えましょう。

弊害をいくつかお話ししなければいけません。これからの内容は何インチのホイールの場合とか
どのメーカーの場合とかいう限定されたものではなく、ホイール径が大きくなればなるほど
この傾向が強いという認識で理解してください。

先ずは重量の問題ですが、鋳造、鍛造、1〜3ピース構造と、その種類によっても違いますが
ホイール単体重量が増せば増すほど、バネ下重量が増えるのは当然の結果です。
バネ下重量1kgの増加が、バネ上重量20kg相当だという、摩訶不思議な方程式をご存知
ですか?つまりはタイヤホイールの重量増が性能にも大きく貢献するのです。
車は強度を落とさなければ、軽ければ軽いほど有利だという事は、究極の形であるレーシングカー
を引き合いに出せば話は早いと思います。鉄のホイールからアルミホイールへと履き換えた
だけで、ものすごく軽い印象を受けるのはそのためなのです。

キャッツアイを踏んだだけでホイールが変形したという話を聞いたことありますか?
パッセンジャーカーは何年も前からホイールのインチアップは当然とばかり、流行の最先端で
その大きさを競ってきましたが、結果、それに組み合わせられるタイヤの扁平率は、
「パンクしてるかも」というレベルになってしまいました。よって、路面から受ける衝撃も大きく
いくらJWL規格を通過したホイールとはいえ、段差の衝撃には勝てないのです。
これは実話です。
私の通勤の道のりは、約10分ほどと恵まれた環境なのですが、そのコースをも何種類か
用意されています。その日の気分や天候、信号の状態で選択するのですが、一番の遠回り
コースが、一番のハイスピードコースでもあるのです。
その日はノントップで信号を通過でき、ハイスピードコースに挑みました。田園の中を一直線に
車の通らない道は続き、メーターを見て見ぬフリをすればリミッターの効く速度まで上げる事が
できるのですが、突き当たりのちょっと手前にコーナーがあり、100km/hが限界のそのコーナーの
クリッピングポイントにインをつけたところで、ドンドンという嫌な衝撃が響きました。
なんとそこは道が崩れ、穴が開いたような状態だったのです。しかし、そのまま真っ直ぐに
店まで辿り着き、恐る恐る左サイドを覗き込むと何ともないじゃないですか。ホッと胸をなでおろし
そんな出来事をすっかり忘れ仕事に取り掛かっていましたが、出かける用事が出来て
車を見るとタイヤのエアが甘いのです。「さっきの影響かなぁ」と、直ぐにエアを入れましたが
なかなか圧が上がらない。「もしや」と思い、タイヤのインナーを見ると、、、「ガ〜ン」
ホイールが前後輪ともに、ものの見事にくの字にひん曲がっているのです。やっぱり径の大きな
ホイールは弱いなぁ。気をつけなければ・・・ という印象を受けました。
今申し上げた内容は、だから止めようではなく、いろんな情報を吸収し、気をつけてエンジョイ
してくださいという警笛です。チェックポイントさえ抑えれば優越感を越える敵はなくなります。

余談が多くなりましたが本題です。イチ押しの20インチではありますが、その中でも
特にお薦めしたいのが「ビーム」です。その価格帯は18インチ?と思えるほどのリーズナブル
さでありながら、サイズバリエーションも豊富です。ノーマルフェンダーは勿論、
社外のオーバーフェンダーを取り付けても、ベストオフセットをチョイスできます。
ディスクカラー、ピアスボルトもお好みのオプションを選べます。
車に履いている生の印象を見たければ御来店ください。
でも、見たらきっとはまります。(笑)



ビーーム



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